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3099レ鵜川棚田俯瞰

 地方の衰退が叫ばれて久しい日本。俯瞰するため山に入れば管理されていない杉林だったり、撮影の足場を求めて集落の裏山を歩けば荒れ果てた竹林が猛威を奮っていたり、実際に地域の活力が失われていることを実感することは少なくありません。以前は低下する一方だった日本の木材自給率は近年上昇し続けていると言いますが、林業従事者の高齢化や後継者不足を考えると、日本の里山が衰えていく流れを変えることは難しいのでしょう。
 そういうわけで荒れた山には一年中苦い思いをさせられますが、春と秋に苦渋を舐めさせられるのが耕作放棄地。米どころとして名高い東北では高収益化と第六次産業化で乗り切っているのかもしれませんが、どちらかというと細々とコメを作っている西日本のそのまた辺鄙な田舎では荒れ果てて雑草が生えるがままになっている田んぼが珍しくありません。
 鵜川の棚田もそんな場所の一つ。山の上から見えた景色の寂しさに思わず首を傾げ10年ほど前の作例と見比べてみると、水を張っている田んぼが激減していました。10年一昔とはよく言ったものです。
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2019年5月25日 EF510-14牽引3099レ@北小松~近江高島

 鵜川の棚田オーナー制度というものがありますが、構図の奥の方の田んぼを使用しているようです。もう少し手前でやってくれたらな・・・と思ってしまいます。

by dyson_whle | 2019-05-26 11:43 | 湖西線